末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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◆54DIlPdu2E
[saga]
2016/03/06(日) 23:31:07.44 ID:SrQI5lXM0
師匠「……で、当面の間は緊急な出来事がない限り、鏡で話をするのは金曜日の夜。この約束で、良かったな?」
末妹「はい」コク
メイド「私、お屋敷中のカレンダーの金曜日に印をつけてしまいそうですー」ピョコピョコ
庭師「この先おいでになる時も、この馬さんと一緒ですか?」
末妹「……できればそうしたいわ、でもこの子は、私にも懐いているけどお父さんの馬だから……」
馬「ひん……」
次兄「こいつは魔法の地図を使った移動にもお屋敷の皆さんにも、すっかり慣れているからね、他の馬ならまた一から」
次兄「……って、あれ? 末妹」
末妹「なあに?」
次兄「この馬、いつのまにか執事さんが平気になっていないか?」
末妹「あ、そう言えば?」
執事「……………………」
馬「ぶるる……♪」ゴキゲン
庭師「へへへ、僕知ってますよ。執事さん、東屋の馬さんからギリギリ見える位置の窓を開けて、顔を出す所から始まって……」
庭師「その翌日は少しだけ近くの窓へ」
庭師「次は外に出て……最初は離れた場所から、少しずつ距離を詰めて来たんですよね?」
末妹「執事さんが……」
執事「うむ、まあ、その……これだけ良い馬であれば、警戒すべき野生の狼とわたくしを区別するくらい容易く……」オホン
メイド「馬さん、庭師君とは仲良くなったし料理長さんの事も最初から怖がっていないし」
メイド「執事様だけ仲間外れが寂しかったんですよねー?」
執事「こらメイド、またお前は、調子に乗って……」メゾピアノ
料理長「はは、いつもほど叱りつける時の迫力がありませんな」
末妹「執事さん……嬉しいです、ありがとう」ニコ
執事「は、はい、恐縮です……」
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