「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/05/15(水) 01:49:19.66 ID:AaV2QJad0
……なんだろうか。
お姉ちゃんに、どこか、触れがたいものを感じる。
それが少し遠くに感じるようで、そうではないと確かめるかのように、かける言葉を探してしまう。
「ここ、慣れてるの?」
そもそも、ここはなんなのだろう。
何処なのか、と言うのは昨日、お姉ちゃんに目的地を聞いて知っている。
しかし、そういうことではなく、 何を目的としているのか ということが不安だった。
少なくとも、気軽に遊びに来れる様な場所ではない。
ふらりと立ち寄るような場所ではない。
それでも、お姉ちゃんはここに居て、私を呼び寄せた。
聞くまでも無く、お姉ちゃんはここに慣れている。
でも、なんで?
何のために?
「何度か、来たことはある」
「そうなんだ」
──いや、なんの為かは気づいている。
京ちゃんの為、だろう。
きっと、お姉ちゃんの言っていた『異質』に詳しい人達。
それが、この場所。
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