「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/02/28(日) 04:02:47.38 ID:lzoNbycto
私がコップを空にしたのを確認して、お姉ちゃんが時計を見る。
「そろそろ出よう。おかーさん、咲来るの楽しみにしてたし」
「うん」
お会計を済ませ、カランカランと音を鳴らし、外に出る。
湿気を含んだ熱気に僅かに怯んだけど、慣れた様子で先を行くお姉ちゃんの後を小走りで追いかける。
「ねえ、お姉ちゃん」
「?」
「今日は、ありがとう」
「うん」
外はまだまだ明るいが、日は僅かに傾いて、空を赤みがかった色に染めている。
二人で空を見上げて、なんとなく立ち止まる。
お姉ちゃんがふと、思い出したように呟く。
「須賀京太郎……京香さんの息子さん、か」
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