「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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370:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 03:09:43.88 ID:lzoNbycto


お姉ちゃんが紅茶のおかわりを頼んだ後、私に聞いてきた。


「咲。この『須賀京太郎』くんのこと、他の人に話してもいいかな」

「え?」


困惑しつつも、頷く。


「ええと、良いけど」


お姉ちゃんなら変な相手に話すことはないだろうし、そういった心配はない。

むしろ、そのような話をして、お姉ちゃんが変に思われないだろうか、と少々心配になる。

無関係の人に話すには、あまりにも信じがたい話だろう。




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