「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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309:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 12:18:35.99 ID:od5pT+3ao


「インターハイ後に会ったときには、結構普通だったのに」


ショートケーキにフォークを通しながら、お姉ちゃんが言う。

あの時は、皆が居たから迷子になることが少なかった。

部長や染谷先輩の後ろについて行き、和ちゃんや優希ちゃんの横を歩き、京ちゃんに背中を押されて───


「ねえ、お姉ちゃん」

「なに?」

「京ちゃん──須賀京太郎を、覚えてる?」

「……私が、長野に居た頃の知り合い?」

「ううん」


ショックはない。

京ちゃんとお姉ちゃんはインターハイ後に会っている。

けれど、部活の皆が覚えていないのだから、お姉ちゃんも覚えてはいないだろうと思っていた。


「私が、今日来たのは」




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