「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/10/27(火) 19:04:01.93 ID:OGbMq6Pqo
麻雀部の部室は、清澄高校本校舎から少し外れにある旧校舎の屋根裏が使われている。
運動部の熱心な練習の掛け声も、ここまでくると少し遠い。
階段を登り着いた部室には、すでに部長と染谷先輩が待っていた。
「おはようございます」
「おー、おはようさん」
「おはよう! どう、久しぶりの我が家はよく眠れたでしょう」
頼れる二人の先輩は、どうやら今日もごくごくいつも通りらしい。
染谷先輩は少しイタズラっぽい笑みを浮かべながらしっかりと。
部長は内から湧き出て止まらないとばかりに、自信に満ち溢れたような挨拶を返してくる。
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