【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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731: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/10/08(土) 11:06:00.50 ID:H0vrq8jh0



チガサキは拠点へとワイルドハントの生首をもって帰還する。目の前にはアンバサダーがいた。

「インクストーン=サン・・・申し開きを聞こうか?」

「職務を実行したまで。途中からこの計画は破られるのは分かっていた」

「被害を大きくしただけでなくアマクダリとまで手を組んだヌケニンを生かしておく理由はないだろう?」

アンバサダーはチガサキの意図をなんとなく察する。

つまり最初からか途中からかは分からないがワイルドハントが脱退を宣言することを予測していたのだ。だが―――

「ならばなぜ彼に加勢しなかった?」

「加勢するな と言われていたもので」

6フィート下に掘ったら自分が出られない とはミヤモト・マサシのコトワザだがワイルドハントは掘ってしまったのだ。

ヌケニン宣言前までは作戦指揮者であった故チガサキは手を出せない。だがヌケニンとなった瞬間には大罪人となる。

仮にチガサキに自粛要請を出していなければ結末は違ったかもしれないが・・・インガオホーだ。

「それよりもこの拠点からムーホン者がでた。という事実をどう繕うか考えるべきでは? 総 総 督 サン?」

チガサキは挑発的に微笑む。ネオサイタマ拠点のトップはアンバサダーだ。管理責任を問われるのは必定。

ましてや目の前にいるのはそういった輩の粛清・処罰を専門とする職務を負ったニンジャなのだ。

「これから自分は半ば徹夜で報告書を書くことになる。そう遠くないうちに提出するから考えておいた方がいい」

チガサキはそう言うとアンバサダーの横を通り過ぎ、マスター階位専用の執務室へと向かう。

「考えておく」

苦し紛れにアンバサダーはそう答えるしかなかった。




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