【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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726: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/10/08(土) 10:58:47.43 ID:H0vrq8jh0


「野郎・・・」

チガサキが忌々しくつぶやく。周囲のニンジャはそのキリングオーラに気おされ彼を中心に1歩後ずさっている。

ギルドのニンジャは作戦領域であるノビドメ・シェード周辺で待機させられている。ノビドメ・シェードは現在アマクダリの領土だ。

これはワイルドハントとアマクダリとの間で何らかの交渉があり、ワイルドハントがそれに屈したことを意味する。

ザイバツの追手がかからない以上ニンジャスレイヤーにとっては好機かもしれないが、モーターヤブの爆発反応からするにアマクダリも独自で戦力を動かしていることは自明であった。

チガサキからすれば問題はそこではない。現在進行形で周囲にまき散らしている殺気も演技である。

アマクダリにとってニンジャスレイヤーはベイン・オブ・ソウカイヤ。ラオモト・チバからすれば肉親の仇。

共通の敵を前にしてザイバツとアマクダリが一時的にでも手を取り合わないはずはない。呉越同舟というやつである。

チガサキも流石にワイルドハントが本人の意思とは別として一時的にアマクダリと手を組むことは予想外であった。

穴のある作戦をアマクダリという栓で塞がれてしまえば その後 にあるチガサキの計画自体が崩れかねない。

それに対する内心の焦りとアマクダリと手を組んだというザイバツに対する裏切りへの表面上の怒りを込めてチガサキは再びつぶやく。

「やってくれたな・・・」

周囲のニンジャはさらにもう1歩後ずさった。





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