【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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424: ◆WolEwA02oI[sage]
2016/05/28(土) 09:04:33.43 ID:IjXOSTKG0
「!」

チガサキは本能的な危機を感じその場から飛びのき、距離を取った。

2次元の存在が3次元に物理的に干渉することはできない。だが3次元は2次元に干渉することが可能だ。

この瞬間チガサキは3次元の住人が2次元に降り立ったようなイメージを感じ、戦ってはいけない と本能的に察したのだ。

彼がなぜそれを感知することができたのか・・・それは似たようなニンジャと交流があったからなのかもしれない。

それに遅れてその場にいたすべてのニンジャが距離を取った。言葉はなくとも異様かつ危険な存在であることは共有していたようだ。

ギュン!

スナイパースリケンが異様なニンジャめがけ飛来する。

「010001010」

異様なニンジャは片手をそちらへ向け、手を握りこむとスリケンは米粒ほどの大きさに圧縮され、地面に落下した。

異様なニンジャはアイサツめいた動作を繰り返すが意図が伝わらず、肩を竦めた。

直後クローンヤクザのほうへと跳躍し、首を捩じ切るとその血液で地面にショドーをした。そこに書かれるは・・・!

「ドーモ」「ザ・ヴァーティゴです」

「あれ?声が出たぞ。取り越し苦労かよ」

「ザッケンナコラー!」

反射的にクローンヤクザが一斉にアサルトライフルを射撃しようとした瞬間である!

「「「「「「アバーッ!」」」」」」

クローンヤクザの首が全て飛んだ!そこには再び謎の空間の歪み!

異常事態にも関わらずチガサキたちニンジャは凍り付いたように動かない!

空間の歪みから01ノイズをまき散らしながらニンジャが降り立つ。そのメンポには・・・GM!

GM「ドーモ。ザ・ヴァーティゴ=サン。GMニンジャです」

「ドーモ。GMニンジャ=サン。ザ・ヴァーティゴです」

異様なニンジャ同士がアイサツをするが、周囲は一向に動かない!まるで時が止まったかのように!

「あんたは・・・すまんな、多分俺の主観時間で二万年くらい・・・」

ザ・ヴァーティゴの言葉を遮りGMニンジャが口を開く。

GM「どちらにせよ来る世界線を間違えてるぜ。ザ・ヴァーティゴ=サン。帰り道を用意するから可能な限り何もせず帰って欲しいんだ」

「ワッザ?!」

ザ・ヴァーティゴが驚愕の声を上げる。どうやら目の前のニンジャは全てを知っているようだ。ましてや帰り道を用意するとまで!

「アンタ、俺が誰だが知っているのかい?」

GM「大よそはね。だが・・・アンタはこの世界線にいられるとマズいんだ。大人しく帰ってくれるとありがたい」

GMニンジャは再び要求を伝える!

「分かった。1人見慣れないニンジャもいるみたいだしな。でも・・・あいつら俺に敵意ムンムンだぜ?」

ザ・ヴァーティゴは周囲のニンジャたちを指さす。

GM「身を守る程度、防衛の範疇なら別に攻撃してもいい。道を作るのに少し時間がかかるからできるだけしのいでくれ」

「OK!」

ザ・ヴァーティゴは快諾する。

GM「じゃぁ止まっていた時間を動かすから。それとクローンヤクザの首はねはアンタのせいにされるぜ。ヨロシク」

「アイエッ!?」

「どちらにせよ狂人だ。何であろうとアマクダリと同様に始末せよ」

ワイルドハントが断じた。

「イヤーッ!」

ザ・ヴァーティゴに突進するガーディアン!

大盾の縁をギロチンめいて横なぎにする!


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