【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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◆WolEwA02oI
[sage]
2016/05/27(金) 22:29:20.32 ID:/kpYUSKF0
だがチガサキは意にも介さずフューネラルから離れ、ほかのアマクダリの面々に向き直る。
「どういうつもりだね?インクストーン=サン」
フューネラルは露骨な挑発をされ続け怒り心頭だ。
「大将首は大将に譲るが道理。自分はほかのサンシタでも片づけるとしよう」
あくまでこの作戦の長はダークドメイン。彼より戦果を挙げることはシツレイに当たると考えたのだ。
だがそれだけではない。
(ツラヌイテタオス・・・文字通り刺突用の超巨大槍。大型の得物を持つのは2種類しかいない)
(単なるバカかそれとも相当の実力者か。どちらにせよ警戒に値することは事実だ)
(実質この戦力で真っ向から対抗できるのは自分くらいか・・・?)
アマクダリの面々にもいつのまにか要警戒の相手が増えていることを認め、それに対応するための行動でもあったのだ。
「フン」
ダークドメインはチガサキを一瞥すると一歩前へと進みフューネラルと対峙する。
「「始めるか」」
ダークドメインとチガサキは同時に同じ言葉を発した。ダークドメインとチガサキはなにも打ち合わせはしていない。武闘派としての本能がそう言わせたのだ!
それより一瞬遅れてすべてのニンジャが動き出す!
(!! 消えた!)
直後チガサキはドラゴンベインの姿を一瞬完全に見失う。
「イヤーッ!」
そう認識した瞬間チガサキは高速バック転によりブラックウィドーの巨大サイバネ蜘蛛の足元へと滑り込む!
ドラゴンベインがどう槍を使うかわからない以上、その姿を見失うのは致命的。
ならば同士討ちを誘発させることに加え、それを避けるための攻撃を躊躇させる狙いで移動したのだ。
ブラックウィドーの巨大サイバネ蜘蛛も巨体に見合わず高速で動いているが、カラテを鍛えに鍛えたチガサキからすればオモチャである!
「イヤーッ!」「フーンク!」
チガサキとインペイルメントがそれぞれ別の足に攻撃を加える!
インペイルメントはその大業物ザオ・ケンで関節部を刺突!チガサキは鋭い蹴り上げでこれまた関節部を殴打!
チガサキの蹴りは蜘蛛足を破壊するには至らないが、関節部の一部を破壊し、変形させることは可能!
人工的な関節は1ミリでも変形すればその機能性を大きく損なう。ましてやチガサキの蹴りでの変形幅は・・・5センチ!その部分の足は使い物にならない!
「・・・・・・!」
一度に2本の足を潰されブラックウィドーに一瞬の焦りが見える!
CRAAAAAAAAAAAAAASH!
次の瞬間ドラゴンベインのツラヌイテタオスが装甲車を真上から貫通!一瞬で装甲車は鉄屑と化し、爆発四散!
(なんというニンジャ跳躍力。目の前で跳ばれては一瞬見失うのも無理はない。だが・・・攻撃方法は理解した!)
ブラックウィドーのサイバネ蜘蛛は2本の足を実質破壊されたため動きが鈍る!
「ザッケンナコラー!」
ロケットランチャーを装備したヤクザが照準を合わせた瞬間、ヤクザの頭部が爆発破砕!スナイパースリケンである!
「イヤーッ!」
チガサキはそれを認識するや否やサイバネ蜘蛛の上部にある本体めがけ跳躍!これではスナイパースリケンの餌食ではないか!アブナイ!
実際チガサキの視野には高速で自分の脳天目がけ飛来するスナイパースリケンが見えている!
チガサキはそのスリケンを利き手ではないほうの手の指でつまみ、スリケンの飛来を強制的に止めた!なぜ!?
チガサキはロケットランチャーのヤクザの死亡から飛来するスナイパースリケンの飛来方位を特定。そこに正面を向け跳躍したのだ!
スナイパースリケンがなぜ脅威なのかといえばその圧倒的速度と小型さによるステルス性とでもいうべき性質!
だがそれよりももっと速く、威力のあるカラテを見切りあったチガサキからすれば速度は武器にならず、ステルス性も視界のド真ん中に映れば皆無!この結果は必然!
「イィィィィィ・・・・・・」
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