【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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◆WolEwA02oI
[sage]
2016/05/26(木) 19:17:33.08 ID:rMMuauvV0
「ネオサイタマ拠点としては積極的な介入をする所存である」
チガサキはワイルドハントに積極的な武力介入を宣言した。
「ほぅ。ではダークドメイン=サンの戦力を疑うと?グランドマスターの戦力を疑うとは・・・大きく出たな」
予想通りの反応が返ってくる。その返しも考え済みだ。
「グランドマスターの戦力に疑問を挟む余地は皆無。だがダークドメイン=サン単体で事に当たるわけではあるまい」
「ましてやアマクダリが大人しく小規模の隊で対抗してくるとも考えにくい」
「おそらく3〜4名程度のニンジャ同士の混戦になると自分は予想している。当然、こちら側の犠牲が少ないに越したことはない」
「いくらグランドマスターであろうとも個人。複数のニンジャを相手にこちら側の犠牲を最小限に抑え続けるのは不可能とは言わないが実際厳しいだろう」
「そこに質のよい戦力を投入すれば事態をより有利に運ぶことができる・・・違うか?」
グランドマスターの戦力を認めながらも混戦であることを予想し、犠牲を最小限に抑えることを至上とする。
自らを 質の良い戦力 と自負するが、実際チガサキの単体戦力はザイバツでも上から数えたほうが圧倒的に早い。
仮にワイルドハントが疑うのであれば「試してみるか?」と実力行使も視野に入れることも可能だ。
「致し方ない・・・」
流石にワイルドハントも異議が出せるほど強く出れない。武力介入の方針が決まった。
それと同時に周囲に張り詰めていたカラテが弛緩し、いつもの空間が戻ってくる。
アンバサダーは胸をなでおろした。
本来は総監督たるアンバサダーがこの席に座るべきだが、どちらにせよチガサキがその役目を担う以上異論をはさむことはできない。
「当日・・・翌日だな。自分は自分個人で自由に動かせてもらう。群れて動くことも、格式ばったワビサビも自分には合わないのでな」
「だが・・・イクサには必ず間に合うように行動する」
チガサキはそう言って席を立った。おそらく戦争寸前になる。そのイクサの事前準備は入念であるほどいい。
外に出るや否や用意された自室へと向かって全力でスプリントを始めた!
「オカエリナサイ・・・!」
部屋の扉を開けるとトモヨが少し頬を染めながら出迎えた。恋する乙女である。カワイイ!
どうやら荷物に関してはすでに運びこまれているようだ。
だがトモヨのその表情もチガサキの鬼気迫る表情の前に消し飛んだ。
「センセイ、何か、あるんですか?」
トモヨは端的に尋ねた。
「明日アマクダリとの大規模な戦闘が予想される。自分もその戦闘に向かう。今から事前準備をしておきたい」
「おそらく知事選時のソウカイヤ戦と並ぶとも劣らないくらいの大混戦になるのは間違いない」
「荷ほどきの方はトモヨ=サン自身でやってほしい。手伝いたいのは山々だがそうもいかない状況だ・・・」
「分かりました」
トモヨはチガサキの表情を見て深刻さを理解する。自分は足手まといでしかないことも瞬時に理解できた。
「すまない・・・。食事に関してはオーガニック・スシのデリバリーを頼んである。それを食べてほしい」
「量は多いが・・・自分が多く消費するからな。好きなように食べてほしい」
チガサキはそう言って一室へと引きこもる。白紙のマキモノに大量のジツを封じ込むために!
「センセイ・・・」
トモヨはチガサキを見送ると自身も荷ほどきの為に部屋のほうへと籠った。
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