【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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277: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/04/10(日) 06:48:41.98 ID:MSYQ7j440
「シルバーキーのジツのせいで行動を度々中断され、追撃こそしたが逃げられてしまったのだ」

「シルバーキーなるニンジャのジツの特性を広めたのはインクストーン=サン自身だ。それを承知しておきながら何故その可能性のあるシルバーキーを仕留めなかった?」

更にワイルドハントが指摘するがこれも想定内。

「ニンジャスレイヤーにとってシルバーキーは重要なキーパーソンらしい。シルバーキーにも攻撃の矛先を向けたがその悉くをニジャスレイヤーに妨害された」

「シルバーキーをも狙われているということを状況判断したニンジャスレイヤーは逃走を選択。シルバーキーは逃げ切れるように自分にジツを仕掛けた・・・といった具合だ」

至極もっともな理由をチガサキは説明する。

「なるほど・・・」

流石のワイルドハントも一切の矛盾が無い説明に納得せざる追えなかった。

「無理やり追撃することもできたが殆ど空振りに終わるのは間違いなかった。ならばまだ息のあるレヴァンテイン=サンを救出したほうがギルドの総益になると判断したゆえ」

チガサキはダメ押しをする。無謀な追撃をすれば仲間を見捨てたと取られても仕方無いが、それを先手で潰したのだ。

「・・・・・・・・・今後もニジャスレイヤーに警戒して欲しい。この拠点で対等に戦えるのはインクストーン=サンだけなんだ」

アンバサダーがそう締め、緊急マスター会議は幕を閉じた。



5/31深夜 私室。

チガサキは寝る準備を終わらせ、床に付こうとしたが気が気でなかった。

あの顔色、医師の驚きよう。どう見ても重大なダメージであることは間違いない。

自分は間に合わなかったのだろうか?という疑念が尽きない。

(全ては明日の朝分かる・・・無理やりにでも寝ておこう)

チガサキは自らの意識を無理やりシャットダウンさせた。




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