【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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183: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/03/22(火) 16:16:59.11 ID:cqS/U0Es0
ましてやここは派遣機関でもある。人員は手薄とはいえないが十分ではない。

「つまりは、拠点に乗り込まれた場合を想定して、すぐに戻れる範囲内でニンジャスレイヤーを発見、撃退、可能であれば殺害せよ・・・と」

無理難題にもほどがある。ニンジャスレイヤーは神出鬼没。迂闊に動いていても見つからないが、構えていても見つからない。

(炙り出す方法は・・・あるといえばある。だが・・・)

チガサキの聡明なニューロンは1つの方法が浮かんでいた。だがそれは犠牲なくしてはなしえない方法でもある。

「それの達成が如何に厳しいかは承知している。だから・・・」

アンバサダーは握り締めていたものをチガサキに手渡す。

「これは・・・」

それは非常に小さい錠剤のようなものだ。半透明で中央部は黒い。何かの機会も入っているようだ。

大きさと形状からみて即興で歯に仕込むものだろう。

「ZBRアドレナリンと発信機だ。噛み潰すと高濃度のZBRと共に情報を発信する」

「そしてこの情報は・・・ニジャスレイヤーと発見・・・いや。交戦する場合にのみ使用可とした」

発見されることは交戦になるということだ。

チガサキは苦虫を噛み潰した顔になる。これはつまり・・・ステゴマ戦法。

致死量寸前の高濃度ZBRは簡単に死なないようにするため。ニンジャスレイヤーがしぶとくなった哀れな該当者を嬲っているうちに駆けつけろ ということだ。

まさにチガサキが思いついた戦法そのものである。

かび臭く因習が絡み合うキョートを嫌った端くれ者達が集まる拠点だ。結束力はキョート以上だと自負している。

この決断をしなければならないアンバサダーの胸中は察するに余りあった。

「1回目で必ず仕留めて見せます」

チガサキは強い意志を携えてそう言い放った。1回の発信ごとに死者が一人増えるのだ。

「すまない・・・頼んだぞ」

その後十数分ほど重い空気が漂い、誰が切り出すわけでもなく会議は終了した。



(誰が犠牲になるか分からない・・・常に気を引き締めていなければ)

チガサキは重い使命感を感じていた。

(だが何故だろう。こんなにも・・・こんなにも・・・嬉しいのは)

チガサキに闘争の悦びの笑みが浮かんでいた。

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5/27 早朝

私室内であるというのに拠点全体に重苦しい雰囲気が漂っているのが肌で分かる。

「・・・・・・気を引き締めねば」


どうする? 【本日23時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う

2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる

3:ニンジャスレイヤー関連の対策

4:隠れ家進捗を確認する ※ トンネル掘削中

5:完全自由安価 (記述のみ)


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GM「ここまで!ここから先は安価が一定以上の数字だとネオサイタマ拠点に哀れな犠牲者が出るぜ」

GM「当然予定されていた行動はキャンセルだ」

GM「さぁ、どうする?」

GM「それではオタッシャデー!」


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