陽乃「比企谷くんの恋人になりたい!」八幡「………はっ?」
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121:名無しNIPPER
2016/04/21(木) 23:55:29.04 ID:yGZiR4/AO
葉山「は、陽乃さん」

陽乃『ひさしぶりだね隼人。元気にしていたかな?かな?』ゴゴゴゴゴ

葉山(なんだ…この異常なプレッシャーは………電話からなのにここまで伝わってくるなんて…)ビクッ

葉山「な、なにか俺に用があるんですか?」

陽乃『はっ?私が隼人なんかに用なんかあるわけないでしょ?』

葉山(…なんかいつもよりトゲがある言い方だな)

葉山「…じゃあなぜ電話を?」

陽乃『命令…警告しておこうと思って』

葉山「なっ!?」

葉山(お、俺…陽乃さんを怒らせるようなことをしたか…?最近陽乃さんとは会ってもいないし、
雪乃ちゃんにもたいして関わっていない…怒られるようなことはしてないはずだ)

陽乃『隼人、あんた最近の事を考えているでしょ?それハズレだから』

葉山「!?」

葉山(こ、心読まれている…相変わらず怖い人だ…)

陽乃『今年もだけど…主に去年散々迷惑や厄介事を押しつけたよね…」

葉山「えっ…?」

陽乃『比企谷くんにさぁ〜』<●><●>

葉山「ひぃ!!?!」

陽乃『アハハー!!なに悲鳴あげているの隼人w電話ごしでも怯えているのが十分伝わってくるよ〜』クスクス

葉山(お、怒っている………この人完全に俺に怒っているんだ…)

葉山(こんな底冷えするような冷たくて低い声初めて聞いた…)

葉山(この人の怖さは知っていたつもりなのに…なんだこの恐怖は…幼なじみの俺さえここまで怖い陽乃さんは初めてだ………)

陽乃『知らないとは言わせないよ。チェーンメール、千葉村、文化祭、修学旅行、他にもアンタのグループ関係の厄介事を比企谷くんのおかげで解消してもらっていたよね』

葉山「そ、それは…」

陽乃『特に文化祭や修学旅行で比企谷くんに負担や苦痛を与えたよね。アンタの無責任さや他力本願のせいで』

葉山「ちょ、ちょっと待ってくれ!文化祭は相模さんが悪くて俺は別に…」

陽乃『でもアンタがあんな相模って子を推薦したのが事の始まりだよね』

葉山「っ!?」

葉山(そこまで知っているのか)

陽乃『あんな無能で無責任な子が文実にならなければ雪乃ちゃんも倒れなかったし、比企谷くんもあんな自己犠牲しないですんだんだよ」

葉山「………」

陽乃『それなのにアンタは特に何もせずヒーローのように評価され、すごくがんばった比企谷くんは学校中の嫌われ者になった…これってあんまりだよね?』



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