魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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91: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/10/05(月) 04:48:10.59 ID:UZSyIPhQ0

すっかり黙り込んだ近衛に、魔王は気を良くしていた。
身支度もすっかり整ったのを確認すると、自らの座へ座り込んで扇を広げ、くつろぎはじめる。


魔王「クク…故郷が恋しくなったのならば、帰っても構わぬぞ。今のお前ならば、守れるものも増えているかも知れぬ」

近衛「いいえ、魔王陛下。今の自分にとって、守るべきものは只一つだけ――」


近衛「あの日、魔王陛下と交わした約束のみで御座います」


魔王「約束… 約束、ねぇ」


魔王はそう言いながら、傍の錫杖立に飾られていた錫杖を、扇で弄んでいた。
コロン、シャラランと、鈴と金環が揺すられて重なり、響く。


魔王「随分と、派手で豪勢な約束だな… くく。くくく…」


近衛「…………」





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