魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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400: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/06/25(土) 21:43:23.43 ID:6Endy8Rh0


亀姫の言葉に素直に従ったのは
責任逃れにすぎなかったのかもしれない。

判断が正しかったのか、自信が持てない。後味の悪い勝利。
だが、いまは一刻も早くここを離れる必要がある。



魔王たちが部屋を立ち去って、しばらくの後。
聖骸の首と、戦神妃の躯を並べ、その横に力なく座り込む影が一つあった。


神従者「………間に合った…っ」


手を合わせ、声を震わせて 胸の前で刻んだ十字。
神界に残るは、ただ彼一人。
鎮魂の歌を捧ぐ彼の心象を知るものなど いるはずもなかった。





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