魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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387: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/06/25(土) 21:26:45.29 ID:6Endy8Rh0

魔王「……………………戦神妃、といったか」

戦神妃「………っ!!!」


魔王「よく、ここまで俺に夢を見せてくれたものだよ。……褒めてほしいか?」

戦神妃「ま、魔王…! あ、これは…!」

魔王「……今なら、初代魔王がどれほど神を憎んだかわかる気もする」

戦神妃「待ってくれ! 魔王、私は――!!!」

魔王「正体すらも欺かれていたとは、さすがに予想外だった」


魔王が目を伏せたのと同時、獣たちは一斉に身を固くして尻尾を丸め込んだ。
噴き出した匂い。脳髄を焼き焦がす、死の香り。


魔王「どうやら信じるべきことなど………、ひとつもなかったようだな」


戦神妃「違う… 名を偽ったのは、お前と話などできないと思っていたからで……」

魔王「………もう、いい。今度こそ、充分だ」

戦神妃「!!」




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