魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
1- 20
333: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/27(水) 13:18:16.96 ID:RlDl3quZ0

その言葉を聞いた亀姫は、あ、と呟いて頭を抱える。
戦神妃の言葉を、ククと笑いながら聞き入る魔王の姿――。それが容易に想像できてしまったのだ。


亀姫「ああ…そうでしたわね。きっと陛下なら、そんな話でも聞いてくださるのでしょうね」

神従者「――そうですか。それならばやはり、神が浄気を放出するまでは大丈夫でしょう」


神従者は苦笑し、それから真顔で近衛と亀姫を交互に見る。


神従者「ワタシは神にとっての裏切り者。ワタシの顔を見れば神は警戒を強めるでしょう。ですからこれ以上はついていけません」

神従者「ここから先はお任せします。大丈夫だと思えるとはいえ……あの戦神妃と魔王が共にいるのですから、なるべくなら早く神の懐へ」


亀姫「神にどのような態度をとられても 従順に頷けということね」

近衛「怪しい素振りをして、疑われているほどには余裕はない――」

神従者「はい。出来ますか?」


亀姫「ふふ。どれほど癪に触ろうと、陛下の御為なら出来ぬことなどありませんわ」

近衛「頭を垂れながらでも、よくよく探ってみます」


近衛はそういうと、先ほどみつけた開閉装置に手をかけた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
494Res/366.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice