魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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316: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:16:36.05 ID:1vpioc0+0

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神「戦を仕掛けたのは、確かなんだ。……そればかりは弁解のしようもない」

魔王「………」


握りしめた剣を見つめて、神はそう切り出した。
神はどう話を続けるか、思考を巡らせているらしい。魔王は構えたまま、次の句を待った。


神「我らは、お前たちを脅威だと感じていた――」

神「策を張り巡らせ、裏を読み、その裏にも手を打って……そこまでしなければ、勝てないと思っていた」

神「我らの作戦では、魔王がここに辿り着くまでに充分消耗させておくはずだった。 私が…たとえ相打ちになろうとも、魔王を戦闘不能な状態にまで持ち込めると考えていた」


魔王「……侮られたものだな」

神「侮ってなどいない!!」

魔王「……」




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