魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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133: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/09(水) 11:30:20.50 ID:IewOJk0a0

魔王「あちらこちらを汚されてもかなわん。血だけは止めておいてやろう。それとも傷も治してやろうか?」

近衛「いえ、止血だけで充分でございます」


近衛「ありがとうございます、陛下」

魔王「良い。お前の血を殿内に巻き散らかされても困るだけだ」

近衛「は。それと、御前失礼させていただきたく。自分は着替えて治療に向かいます」

魔王「ああ、そうするがよい」クックック


手を庇いながら社殿に戻った近衛を見守る。
着替えようとしたらしいが、上半身の衣類を脱いだ所でもどかしそうにそのまま駆け出していった。


魔王「まったく馬鹿と鋏は使いようとは言うが…。さて、馬鹿の鋏はどうなることやら」


楽しげで、満足げな口調。
だけれど扇を広げて隠した口元と、細めた目はどこか物憂げにも見えた。




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