魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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110: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/10/25(日) 06:09:36.22 ID:6LNCYEUg0

魔王にとって、それは単なる時間つぶしだった。

庭先だけでは狭いのか、太鼓橋の向こうまで駆け、嬉しげに尾を立てている獣と
魔力による弾撃でそれを決して近づけさせぬ魔王。

微笑ましくじゃれ合うかのように声を掛け合ってはいる二人だが
その一撃・一蹴のどれもが、粗く地面を削っては破裂している。

その様子の狂気さを見て、蒼い顔をした臣下がまた一人去っていった。


そうして日没も近づく頃になり、ようやく魔王殿は静けさを取り戻した。
その場に残った者の数は、元居た半分ほど。

充分に翻弄された獣王は、近づく事もできぬ程に強い主人に満足したらしい。
疲れて床に伏せた獣王。
その腹元にもたれかかるように座った魔王が、笑っていた。


魔王「神界を、堕とすぞ」ニヤリ

魔王「来たいやつだけ、来るが良い――」



近衛(……自分の無力さなど…とうに、わかっていたというのに…)グッ



近衛(天使殿――)



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