やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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50: ◆oUKRClYegEez
2015/10/03(土) 15:08:18.01 ID:O3Uy1mFg0
 翌日。

会議の流れは相変わらず悪く、進まない。
ある程度決めてある仕事をするだけで、それ以上の案が出てこない。

そんな中、雪ノ下さんの前に並べられた仕事だけが増えてゆく。

委員長相模さんが自分のクラス、Fクラスに入り浸っているせいで、本来相模さんのものである仕事が副委員長である雪ノ下さんにまわっているのだ。

 大変だろう。

 限られた時間の中で二人分以上の仕事をこなしているのだから。

 そう、二人分以上。

 自分のノルマ、相模さんの分、そして相模さん以外にもさぼっている実行委員会のメンバーの分。

 さすがにある程度は、事実あまり仕事のない『記録係』である俺と八幡たちに割り振られてはいるのだが、

八幡「仕事したくない……社畜はいやだ……」

それでも雪ノ下さんの負担はかなり大きい。

 いつ体を壊してもおかしくない働きぶりをするほどに。

【選べ

1, 「雪ノ下さん、俺が2/3くらい仕事もらおうか?」

 2,「雪ノ下さん、俺が全部仕事やってくるよ!」

 3,「雪ノ下……お前、最近頑張りすぎじゃね? ……少しは自愛して休めよ」イケメン風に                    】

3無茶ぶりかっ!

俺にそんなのできるわけねぇっ!

 俺はそんなキャラじゃない!

 でも……雪ノ下さんが働き過ぎのような気がするのは確かだしな……

 全部はさすがに僕自身ができないけれど、選択肢にあった2/3くらいなら、引き受けよう。

奏「雪ノ下さん。
  俺が2/3くらい仕事もらおうか?」

雪乃「……あ、ごめんなさい。なんですか?」

 集中しすぎて聞いていなかったようだった。

 八幡の『絶対に許さない』ノートには、学年主席・雪ノ下雪乃と書いてあった。

 恐ろしく要領のいい人なのだろう。

 ノートのことに関しては、悲しいので触れないでおく。

 そんな人がこれほどまでに集中しなければならない状況は、おかしいと思った。

奏「よければ僕も手が空いてきたし、その仕事2/3ほどもらおうか?」

雪乃「ありがとう天草くん。
   けれど、委員長代理である私がしなければならない案件もあるから、一概に2/3の仕事をあげることもできないの。
   気持ちだけは嬉しいのだけれど、後で仕事を割り振るから、その時またよろしくね」

 気づいた。

 仕事の割り振りという作業ですら、今は雪ノ下さんの負担になっていることに。



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