やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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472: ◆oUKRClYegEez
2017/07/02(日) 22:31:26.48 ID:YAgl3y500
 それから、部室へ向かう。

 その道すがら、俺と八幡は他愛無いことを話した。

奏「なんとか、一件落着だね」

八幡「……ああ。助かった」

奏「……熱とかない? 八幡が素直に礼をするなんて珍しい」

八幡「俺だってお礼くらいする」

奏「まあ、礼には及ばないというか俺からもお礼しないと。ありがとう八幡」

八幡「ああ」

奏「そこは飲み込んじゃうんだね……」

話していると、部室はすぐに見えてくる。

 ふんわりと漂う紅茶の香り。そして由比ヶ浜さんの楽し気な笑い声と、それに受け答えする雪ノ下さんの声。

 これを、このまま。

 ミッションのことを抜きにしても、この空間を守りたいと、そう思った。


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