やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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361: ◆oUKRClYegEez
2016/10/08(土) 19:28:10.63 ID:o06bT7xI0
 映画館の中。

 ふと、飲み物に手を出した時、そこに肘をついていた雪ノ下さんに触れてしまった。

奏「あ、すみませ……」

陽乃「ねえ、甘草くん」

奏「はい」

 陽乃さんは、純粋な疑問で、完全にそうであるとわかる顔、口調で、こう尋ねた。

陽乃「君はどうして、彼と付き合おうとしているのかな」

奏「えっ?」

陽乃「変な意味じゃなくて。どうして彼と一緒にいたいと思うの? わたしは彼が面白いと思うからだけど。自分で言うのも変だけど、わたしは変わってる。どうして君は、彼を見ようとしてるのかな」

 彼とはだれか。そんな質問はしなかった。

 俺が葉山くんにそんなことを思うはずもないし、彼女自身、今回は葉山くんはおまけのように話していた。

 どうして。

 それは……


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