やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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315: ◆oUKRClYegEez
2016/08/20(土) 23:00:50.73 ID:BymoiPg10
 家に着いてみると、先に帰っているはずの八幡はおらず、小町ちゃんだけがいた。

小町「あ、奏さんお帰りですー」

奏「あ、うんただいま」

 なんだか、すごく久しぶりに小町ちゃんに会った気がする。

 どこか知らないところで時間が過ぎているような感覚。よくわからないけど。

小町「おにいちゃん知りませんか?」

奏「いや、俺も知らない。学校を出たのは八幡の方が先だから、どこか寄り道してるのかも」

 あるいは、俺の朝言ったことを実践してたりするのだろうか。いや、奉仕部であんなことがあったんだ。覚えてないか……。

奏「そうだ小町ちゃん」

小町「はい」

奏「ちょっとシュークリーム買って来たんだけど、食べる? 5個買ったから全員分あるよ」

小町「わぁ、わたし3つですか!?」

奏「……どうして?」

小町「お兄ちゃんのはわたしが食べる、わたしのはわたしが食べる、お父さんは頼んだらくれる」

奏「分けてあげてください」


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