やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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304: ◆oUKRClYegEez
2016/07/23(土) 22:47:21.94 ID:BnP90uSl0
結衣「その演説ってさ……誰がやるのかな……。そういうの、やだな……」

 うつむきながら由比ヶ浜さんが言う。

八幡「それは……できるやつがやればいいんじゃねえの」

 『できるやつ』が具体的に誰のことを指しているのかなんて、明白だった。

 少なくとも奉仕部4人には。

 あるいは平塚先生も、なにかを感じてはいるかもしれない。

奏「まぁ、そんな自己犠牲を自分からするような人、いないからなあ」

 俺が言うのはすごく自分自身違和感があったが、機先を制することはできたと思う。

 由比ヶ浜さんが言いかけたこと、八幡にその役をしてほしくない。

 俺はそれを念を押すように、みんなと話している体を装って八幡に話す。

八幡「……」

 たぶん、俺が言わなくても由比ヶ浜さんのあの言葉だけで十分だったんだろう。

 まぁ、備えあれば患いなしと言うし。


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