やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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291: ◆oUKRClYegEez
2016/07/02(土) 18:25:26.71 ID:z0fimsPl0
静「…………改めた方がいいかな」

奏「いえっ、ぜんっぜん大丈夫です!」

 慌てて取り繕う。かなり心苦しい。

静「……まぁ、いいならいいか。入りたまえ」

 平塚先生がそう言うと、部室の入り口から二つの影が出てきた。

めぐり「こんにちは〜。相談いいかな?」

 一人は生徒会長・城廻先輩。俺は文化祭以来だ。

 いい印象を持たれているとは言いづらいだろうな。

いろはす「こんにちは〜……ってあれ、結衣先輩じゃないですかぁ」

結衣「あ、いろはちゃん。やっはろー」

 二人目はなにやら今時の女子高生っぽさを固めたような、可愛らしい女子だった。

 八幡がぴくっと反応する。顔見知りなのだろうか。

奏「知ってるの?」

 こっそりと耳打ちする。

八幡「……見たことがあるくらいだ」

 ちょっと反応が遅い、と思ったけど、俺と八幡、今けんか(?)中だっけ……。

めぐり「あ、知り合いなの? じゃ、早速相談内容に入らせてもらってもいい?」

雪乃「ええ、どうぞ」

 雪ノ下さんは知っているのかわからないけれど、この人なら全校生徒の顔と名前が一致していてもおかしくないかもしれない。 ……話したことがあるかどうかは別にして。

めぐり「じゃあ……。もうすぐ生徒会選挙があるのは知ってる?」


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