やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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243:
2016/05/07(土) 19:30:18.93 ID:UQvx4Ufc0
そこまで考えて、あと少しでおかしくなりそうになった時ーー俺の意識は、途切れた。



奏「んあ……」

目が覚めると、そこはホテルの自分の部屋だった。

静「ああ、起きたか」

見ると、平塚先生が隣で京都の観光雑誌を読んでいた。俺を見ると部屋の畳に置いた。

外は明るく、曇ってはいるが既に日が昇っていることはわかった。

奏「すみません……俺、どれくらい寝てました?」

静「昨日私が夜に見つけてから今までだから……ちょうど12時間ってところか。よく寝たな」

奏「そうですか……」

静「今日も観光……したかったな……恋愛や結婚のご利益あるところ……調べてたのにな……」

付箋がびっしり貼ってある雑誌を恨めしげに見る先生を見て、凄く可哀想に思った。誰か、もう貰ってあげなよ………


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