やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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156: ◆oUKRClYegEez
2016/01/09(土) 17:42:43.22 ID:XN44CQz90
 ごおおおお……おお……ごとん

 トロッコがやがて止まる。

 手作り感漂うトロッコだったが、なかなかに楽しかった。

雪乃「はぁ、はぁ……。
   文化祭実行委員ですが、少しいいですか?」

 疲れ気味の雪ノ下さんが、息を整えながら言う。

生徒f「は、はい……」

 すこし怯えたふうな生徒がこたえる。

雪乃「ここは申請とはやや異なる店をしていますね? 直ちに元の店に戻してください」

生徒e「すみませんでした……」

 そして、そこから少し離れて。

奏「雪ノ下さん、大丈夫? 顔色悪いけど」

 雪ノ下さんの仕事をねぎらって、話しかけた。

雪乃「油断していたから少し気分が悪いわ……。私は少し休んでいるから、甘草君は引き続き巡回してて……」

奏「んー、でも、雪ノ下さん辛そうだし――」

【選べ

1、「まぁいっか。じゃね雪ノ下さん」と言ってこの場を離れる

2、「ずっと這いつくばってろよwwwwww はっwwww」と言ってこの場をを離れる    】

奏「まぁいっか。じゃね雪ノ下さん」

 もうちょい気にかけてるのが本心だけど……。

雪乃「ええ……。ありがとう……」

 俺にはなんに対してのありがとうなのか、全くわからなかった。



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