利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
1- 20
710:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2017/04/03(月) 02:58:28.08 ID:awnviBj5o
川内「じゃあ、おやすみ提督! 次こそは夜戦しようね♪」

提督「それは川内の努力次第だ。──良い夢を見ろよ」

川内「♪」フリフリ

ガチャ──パタン

提督「……積極的過ぎるのも困りものだな。……まあ、私も寝るか」スッ

提督(これからどうなる事やら……)スタスタ

コンコンコン──

提督「む? 利根か、入れ」

ガチャ──パタン

利根「……ふむ。相変わらずノックだけで誰が来たのか分かっておるようじゃのう」

提督「経験だ。少しでも変えられると分からん。ところでこんな時間に来るとは珍しい。どうしたんだ?」

利根「まあなんじゃ。海を見ながら饅頭を食べておったら不思議な事があったのじゃ」

提督「不思議な事?」

利根「うむ。金剛が挨拶に来てのう。これが別れと言うておった」

提督「……………………」

利根「聞くに、このままでは悪い影響しか与えぬとな。ならば後は見守るのみに徹するらしいぞ。妙に優しく満足した顔じゃったよ」

提督「……すまんな。あまりにも急な事でお前を呼んでやれんかった」

利根「なに。我輩は金剛ともう一度だけ話せただけで充分じゃ。金剛達が我輩と提督を恨んでおらず、見守ってくれていると分かっただけで充分なのじゃ」

提督「……そうか」

利根「それで提督よ、もう一つ金剛に言われた事がある」

提督「なんだ?」

利根「後ろ髪を引かれるのは分かるが、提督もちゃんと心を寄せるのじゃぞ。そんなのでは金剛に叱られてしまうのじゃ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
764Res/607.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice