利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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694:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2017/02/12(日) 03:44:04.13 ID:JkgyKb/so
救護妖精「──ほい。人払いも済ませたよ。これでこの場所はあたし達の三人だけさね」

提督「それで、検査の結果はどうだったんだ?」

救護妖精「まあ、検査自体は何も問題無いって言って良かったよ。むしろ、問題があったのは金剛の話かねぇ」

金剛「……シスターの事デスね?」

救護妖精「ん、そう。艦娘の幽霊なんて存在する訳が無い。聞いた時なんて自分がおかしくなったのか提督たちがおかしくなったのか考えたくらいだよ」

提督「なぜ存在しないと?」

救護妖精「まあ……そういうものなんだよ、艦娘って存在は。……それで、本当にあの『金剛』の幽霊だったって言うのかい?」

提督「間違いない。私と金剛しか知りえない事も知っており、利根と交わした言葉も憶えていた」

救護妖精(そんな馬鹿な……。艦娘は沈んで深海棲艦にならない場合、人工魂は元の場所に還るはずなのに……)

救護妖精「…………うーん……」

金剛「物凄く難しい顔をしてるデス……」

救護妖精「……想いの強さ、なのかねぇ。んー、よく分かんないねぇ……」

救護妖精「とりあえず、この話は保留……っていうよりも、これ以上はもう分からないかもね。当の金剛はもう居ないみたいだしさ」

提督「そうか……」

救護妖精「この金剛も問題は無いっぽいから話を変えるけど、提督はこれからどうするんだい」

提督「む? どうするとは?」

救護妖精「提督もだいぶ吹っ切れたように見えるからね。新しい嫁でも探したらどうだい? 提督ならより取り見取りでしょ?」

提督「なぜそんな話になるんだ……」

救護妖精「ま、提督が元気無い時に色々と話を聞いているからね。きっと、提督が思っている以上に提督の嫁になりたがってる子は多いよ」

提督「……………………」

金剛(お嫁さん……)チラ


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