利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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672:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2017/01/24(火) 03:06:52.47 ID:75xTnsMro
金剛「…………」

金剛『シスター、これで分かりましたね。消えなければならないのは、私の方です』

金剛「なぜ、デスか……」

金剛「なぜ!? なぜ二人はそうやって割り切れてしまうのデスか!? そんなに愛し合っていたというのに、どうしてこのチャンスを捨てようとするのデスか!!?」

金剛「私には分かりまセン!! 二人は言っていたではありまセンか!! また話したいと! また会いたいと! なのに、なぜ!?」

提督「充分に夢を見させてくれたからだ。本来ならば絶対に叶わない夢を……」

金剛『ですが、夢は夢です。いつか、覚めなければなりません』

提督「それに、金剛ならば待っていてくれる」

金剛『ええ。いつまでも待っていますよ』


ヴァルハラ行きを蹴ってでも──


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