利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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66:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/10/22(木) 02:17:48.47 ID:pcOuKf9wo
提督「しかし、思ったよりも繊細なんだな」ナデナデ

川内「これが普通だってば……。第六駆逐隊の四人も、他の子達もそうじゃん……」

響「…………」ギュゥ

川内「……あー。ねえ提督、抱き付いて良い……?」ウトウト

神通「あら……」

那珂(わー、大胆……)

提督「いきなりどうした……」ナデナデ

川内「んー……第六駆逐隊の子達みたいにー、人肌を感じたら落ち着くのかなーって……」ウトウト

提督「……………………」

提督「……撫でるだけで我慢してくれ」ナデナデ

川内「えー! なんでー!!」ガバッ

那珂「川内ちゃん元気じゃん!?」

川内「……あれ?」キョトン

神通「あ、あはは……」

提督「…………」

川内「……んー…………でも、気分があんまり良くない……なぁ。割とマシになったけどさ」

響「川内さんも私の気持ちが分かるみたいだね」

川内「いやー、たぶん響ちゃんまではいってないとは思うけど……。──あ、そうだ! 今日は皆で一緒に寝ない? こう、一つの布団で寄ってさぁ!」

暁・雷・電「…………!」コクコク

川内「よっし! じゃあ床に布団引こう布団! しばらくはこのままで良いかもしれないね!」

提督(……人肌は落ち着かせる、か。響も、川内のようにいつもの調子に戻ってくれると嬉しいのだが)

提督「では、私たちはそろそろ向かう。何かあったら救護室へ来てくれ」

神通「はい。響ちゃんをよろしくお願いします」

那珂「元気になってねー?」

暁「……響」

響「ん」

暁「…………響はよくやってくれたわ。響が居なかったら、どうなってたか分からない……。だから、えっと……司令官を、皆を守ってくれて、ありがとう」

響「……うん。そう言ってくれると嬉しいよ。大丈夫。不死鳥は今、休んでいるだけだから」ギュゥ

響「少しの間だけ……。だがら、すぐに戻ってくるよ」

暁「分かったわ。……私達も、響には負けないから」

響「うん、勝負だよ」

提督「……朝も近付いている。集合は昼からだが、寝過ごさないようにしておくように」

神通「はい、分かりました。提督、響ちゃん、おやすみなさいませ」

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