利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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639:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/12/15(木) 04:17:55.27 ID:2Gw8Ge/do
飛龍「……そう、ですね。……そうしてみます」

金剛「イエス! そうとくれば、涙を拭いて顔を洗ってから、その人の所へ行ってあげて下サイ! 待っていると言っておけば、話せる時になったら話してくれるはずデース!」

飛龍「──はい。ありがとうございます、金剛さん」

金剛「私は自分の考えを言っただけネ。それでどんな風に受け取って、どんな風に解決するかは飛龍次第デス」

飛龍「……なんだか提督みたいな言葉ですね?」クス

金剛「私もテートクに影響されているデスからね」ニコニコ

飛龍「……なんだか、懐かしいです」

金剛(……はぐらかしておきましょう。言う訳にはいきません)

金剛「懐かしい……?」

飛龍「あ──い、いえ! なんでもないです!」

金剛「うーん……そういう事にしておきマス! では、飛龍もどうすれば良いのか分かったようなので、私も行くデス」スッ

飛龍「……もしかして、何か用事があったりしました?」

金剛「ノンノン。レディのお化粧直しを見る訳にはいかないデース。──では、失礼しまシタ」

ガチャ──パタン

飛龍(……やっぱり、あの金剛さんに似てるなぁ。やっぱり、別人でありながら同一人物って事なのかな)

金剛(これで上手くいけば良いのですが……。少なくとも、飛龍の落ち込んでいる姿を見て、テートクが何かを悩んでいるという事は無いでしょう。……テートクならば、これから悟られないようにしてくれるはずです)

金剛(……シスター。せめて、お話の場だけでも用意してくれたら……)

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