利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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635:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/12/15(木) 04:16:02.26 ID:2Gw8Ge/do
飛龍「…………」カリカリ

利根「…………」カキカキ

提督「…………」サラ

飛龍(……利根さん。提督に何かあったんですか?)ヒソ

利根(いや……我輩は知らぬ。朝から何か深く考えておるようなのじゃが……聞いても生返事なのじゃ)ヒソ

飛龍(……一体、何があったんだろ。それに、私達に相談してくれないって事は……私達は頼りにならないって事なのかな……)シュン…

利根(飛龍よ)ヒソ

飛龍(…………?)

利根(お主が考えている事はなんとなく分かる。じゃが、あの提督じゃぞ? 一人でこんなに考えるという事は、きっと人に言えぬ事なのじゃ。それか、言うと問題のある事なのかも知れぬ)ヒソ

飛龍(…………)

利根(今はそっとしておくのが良かろう。見守るというのも、一つの信頼の形なのじゃ)ヒソ

飛龍(……………………)

飛龍「……利根さん、私はこういうのが苦手なのは知っていますよね?」

利根「!」

提督「……うん?」

飛龍「私は不器用に真っ直ぐです。だから、私は訊くしか出来ません」

提督「……何の話だ?」

飛龍「……提督。提督の悩みは、何ですか? それを教えてくれませんか?」

提督「む……」

飛龍「こんな風に提督が悩んで苦しんでいる姿は私も辛いです。だから、一緒に考えさせてくれませんか? 頼りないかもしれませんが、提督の悩みを私達にも共有させてくれませんか?」

利根(むう……これは良くないぞ……)


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