利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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589:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/10/27(木) 16:42:25.32 ID:n4pu7Ko0o
提督「──朝礼でも言ったように、総司令部からの通達でしばらくは全戦線を停滞、維持させる事となった。よって、その間は暇になるだろう。新たに指示が与えられるまでに昨日言っていた問題点を解決したい」

金剛「ハイッ!」

利根「うむ!」

ヲ級「はーい!」

空母棲姫「分かりました」

瑞鳳「…………」

提督「ここに居る全員が知っての通り、昨夜のいざこざで最も面倒な問題が解決した。次に解決したい問題として、空母棲姫の艤装をどうするか、だ。なお、ヲ級の艤装は今朝方解体し終わったと報告が上がっている」

ヲ級「やった! 部屋、広くなる!」

空母棲姫「……それで、私の艤装はどうなったのでしょうか?」

提督「手を付けてすらいない」

空母棲姫「…………」ジッ

提督「それには理由があるから、そう睨むな」

空母棲姫「理由とはなんでしょうか」

提督「第一に解体が困難という事。まあ、これは時間を掛ければどうにかなるが、他にやる事があるため優先順位は低めだ。そして第二に、なぜ空母棲姫が艦載機をもう一度扱う事が出来たのか、という事だ。確か、艦載機との意識連結が出来なくなったはずだったな?」

空母棲姫「ええ……。私でも分かりません。なぜ、あの時だけ扱えたのか。その理由は私も知りたいわ」

提督「空母棲姫自身が分かっていないのか……。困ったな……。要因が分かるのならば、いざという時の自衛に使って欲しかったのだが……」

空母棲姫「鎮守府において自衛は必要でしょか」

提督「可能性は低いだろうが、今回のレ級のように狙ってくる者が居ないとは限らない。それならば、空母棲姫も艦載機が扱える方が色々と安心できるだろう?」

ヲ級「? どうして、可能性、低いの?」

提督「あれだけ大々的に動いていたんだ。もし狙っているのだったら一緒に行動すると思われる。わざわざ分けるメリットも無い」

ヲ級「なるほどー」


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