利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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516:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/09/08(木) 10:06:31.08 ID:5k9vU8eHo
下田提督「ヤバイ? 何かあったのか?」

レ級「この人間が帰って来ないという理由で捜索でもされたら面倒だ。こんな場所だといつ奇襲を受けるか分からないからさぁ」

下田提督「なるほどな。ならば行くぞ」

瑞鳳「…………」

下田提督「おい瑞鳳、さっさと……っと、そうだった。お前は動けないんだったな。──レ級、修復材は持ってきているか?」

レ級「そりゃ勿論! なんとなくこうなるのは予想していたしねぇ」スッ

バシャァッ!

瑞鳳「っ……!!」

下田提督「これで動けるだろ。行くぞ。絶対にそいつを放すなよ」

瑞鳳「はい……」ギュ

下田提督「ほら、お前も立て」

提督「…………」スッ

レ級「言っとくけど、妙な真似をしたら吹き飛ばすから注意しようねぇ。──吹き飛ばすのはそこの艦娘だけど」ジャキッ

提督(ちっ……。そういう部分も調査済みか……?)

下田提督「さてと……これで準備は整った。後はお前とその艦娘、そしてお前の深海棲艦を玩具にするだけか」

提督「やってみろ。その時は亡霊となってでも呪い殺してやる」

下田提督「言ってろ。俺は今まで幽霊だのなんだの見た事無いんだ。──なあレ級。やっぱりまずは深海棲艦からぶっ殺すのが先で良いよな?」

レ級「そうしてくれるとありがたいねぇ。いつ逃げるか分かんないし、能力的にも艦娘以上だから奇襲なんてされたくないしね」

下田提督「ならばそうしよう。くくく……楽しくなってき──」

金剛「──提督!?」ザッ

レ級「ほう」ジャキッ

金剛「ッ!!」ピタッ


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