利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2016/06/12(日) 01:08:08.05 ID:dCKzIXvTo
川内「いや、ほら……さっき誰かがあそこに……」
利根「何を言うておるのじゃ川内よ。夜戦病の中毒症状で見えない敵でも見たのかの?」
川内「いやいやいやいや!! 絶対に誰か居たって! こっち見てたってば!!」
利根「じゃが、今は居らぬのじゃろ?」
川内「そ、そうだけどさぁ……。もし敵とかだったら危ないよ」
利根「深海棲艦がこんな所に居る訳なかろうて。それに、深海棲艦ならば一瞬見ただけでも深海棲艦と分かるじゃろう?」
川内「あ、それもそっか。……うーん。でも、なんだか敵っぽく見えたんだよね」
利根「ほれ川内。饅頭じゃ」スッ
川内「え? えーっと……あむ」パク
利根「食って少し落ち着くが良いぞ。それに、もし敵ならば我輩が見逃しておらん」
川内「うーん……? まあ、利根さんがそう言うのなら……」モグモグ
利根「ところで川内よ、お主は星の事が分かるか?」
川内「星? ……全然わかんない」
利根「では、提督から聞いた星の話をしてやろう。北極星というのは知っておるか?」
川内「えっと、確か常に北にある星だっけ?」
利根「うむ。そんなものじゃ。その北極星じゃが、実は我輩たちが見ている北極星は四百年前の姿らしいぞ」
川内「四百……? えーっと、どういう事?」
利根「北極星の光が地球へ届くまで四百年の時間が掛かるという話じゃ。つまり、北極星が今この瞬間に消えて無くなっても、地球では四百年後まで北極星が見えておるという事なのじゃ」
川内「……え!? 光ってあの光だよね!? パッて光ってパッて消える光だよね!? あれって一瞬で向こう側に届くんじゃないの!?」
利根「どうやら光にも速さがあるらしいのじゃ。なんでも、一秒で地球を七周半するらしいぞ」
川内「七周半!? って、そんなに速いのに四百年も掛かるってどれだけ遠いの!?」
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