利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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397:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/05/23(月) 19:20:17.04 ID:kMfYaA4Ao
提督「なるほど。それは負担が少ないのか?」

金剛「どうでショウか……やってみマスね」

提督「頼む」

金剛「では──」スッ

提督「む?」

金剛「…………」パチッ

提督・金剛「…………?」

金剛「えーっと、少し聞いてみるデス」

提督「お前もそう思ったか。聞いてみてくれ」

金剛「ハイ。……………………どうやら、まずは私とテートクを会わせたかったらしいデス。……気を遣い過ぎデース」

提督「なるほど、そういう事か。……なんだか申し訳ないな」

金剛「イエス……」

提督「……しかし、間接的にとはいえ三人で会話をする事も出来るのは良い発見だ」

金剛「良い発見、デスか?」

提督「ああ。今までは表に出ている方としか会話をしていなかっただろう? つまり、部屋の中に三人居るのに一人だけ除け者にしているような状態だった。それが解消できると分かったのは良い事だ」

金剛「なるほど。確かにそれはグッドな発見デース!」

提督「それで、負担の方はどうだ? やけに疲れるとか違和感とかはあるか? 中に居る金剛も答えてくれ」

金剛「……………………この子に負担は無いようデス。違和感は声を出そうとしているのに声が出ていない事くらいだそうデス」

提督「ふむ、そうか。お前はどうなんだ?」

金剛「んー……なんと言いマスか、変な違和感はあるデス」

提督「変な違和感?」


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