利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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389:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/05/12(木) 01:57:11.01 ID:Jqc775X6o
響「…………」ジー

空母棲姫「? 何かしら」

響「なんだか嬉しくなったから、つい」

空母棲姫「嬉しく?」

響「うん。そうやって空母棲姫さんが協力してくれていると、凄く心強いからね」

空母棲姫「……煽てても何も出ないわよ」

響「私の正直な感想さ。空母棲姫さんは信頼できる。それが、より一層強く思えたよ」

空母棲姫「……まったくもう。貴女も提督に影響されてしまったのね」

響「きっと、空母棲姫さんの事を知った人ならばそう思うさ。──司令官、今度、暁たちに会わせてみないかい?」

提督「ふむ……そうだな。悪くない。まずは暁と雷、電の三人に紹介してみるか」

空母棲姫「本当に大丈夫かしら……」

提督「私を信じろ」

空母棲姫「……良いですね。提督の言葉なら、少しだけ安心できます」ニコ

提督「ほう」

空母棲姫「!!」ハッ

空母棲姫「…………」フイッ

響(照れてる)

提督「…………」ポン

空母棲姫「……なぜ、頭に手を?」

提督「ゆっくりで良い。ゆっくりと、歩くような早さで」

空母棲姫「……………………」コクリ

響(……なるほど。これは確かに『篭絡』かもしれない。随分と優しくて、相手に任せた篭絡だけどね)

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