利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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377:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/05/04(水) 21:43:29.64 ID:AlRXC7gio
利根「むぅー……。いい加減にせぬと拗ねるぞ……」

提督「それは困るから、ここらで止めておこう。拗ねられてしまったら愛でるの範疇を超えてしまう」

利根「もう半分拗ねておるわ。……後で背中にのしかからせてくれたら許すのじゃ」

提督「その程度で良いのならば」

利根「うむ! 約束じゃぞ!」

提督「ああ、約束だ」

空母棲姫「……………………」

空母棲姫(……本当、仲が良いわね。少し……少しだけ、羨ましいです)

提督「ふむ」

空母棲姫「…………? 何かしら。私の顔に何か付いていて?」

提督「よく観察するとお前は分かりやすい──いや、分かりやすくなってきた、と思ってな」

空母棲姫「……………………なんですって?」

提督「そのままの意味だ。怒っている時など顕著に。今のように哀愁を感じている時も弱々しい表情をするようになっている。嬉しい時も口元は笑っているしな」

空母棲姫「……貴方達が悪いのよ、貴方達が」

提督「良い悪事だ。これからもいつも通り接するとしよう」

空母棲姫「もう……」

飛龍(あ、嬉しそうな顔ですね)

利根(なるほど。確かに分かりやすいのう)

瑞鶴(……なんだか、ここの加賀さんに似てる?)

響(旦那さんとお嫁さん……うん。やっぱりそう見えるね)

空母棲姫「──沖へ出たわ。これから周囲を警戒しつつ下田へ向かいます」

提督「ああ。任せた」

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