利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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351:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/04/07(木) 18:32:08.97 ID:FqZl1Y2ko
提督「……大丈夫か?」

金剛「!!」ビクンッ

金剛「……ごめんなサイ」

提督「どうやら寝惚けているようだ」

金剛「え……?」

利根「うむ。寝惚けておるようじゃの」

金剛「え、えっと……」

提督「特訓をしていたと聞いたぞ。ありがとう」

金剛「そ、それは……その……」

利根「我輩からも礼を言うぞ。話させてくれて、本当にありがたかった」ニパッ

金剛「!」

金剛(……利根がこんなに無邪気で明るい笑顔をしたの……初めて見たデス)

利根「うん? どうしたのじゃ金剛? そんな不思議なモノでも見たような顔をして」

金剛「あ、いえ、その……利根がそんな風に笑ったの、初めて見たので……」

利根「ふむ?」

提督「自覚無しか。利根、お前は今、私から見ても懐かしい笑みを浮かべていたぞ」

利根「む? むむ? そうなのかの?」

提督「ああ。昔見た良い笑顔だった」

金剛(という事は、さっきの笑顔が利根の本来の笑顔なのデスね)

金剛「少しでもお役に立てたのでしたら嬉しいデス」ニコ

提督「ああ。とても良い仕事をしてくれた」ソッ


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