利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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342:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/03/28(月) 21:05:41.66 ID:Ugy7wxb8o
利根「……テートクよ? 覚悟をしろと言うておったというのに、なぜ金剛の居る部屋へ行くのじゃ?」トコトコ

提督「直に分かる」

利根「むぅ……?」

コツッ──コツッ──コツッ──

カチャッ……ガチャ──パタン

金剛「いらっしゃいデス」

提督「調子はどうだ、金剛?」

金剛「バッチリです。いつでも大丈夫デスよ」

利根「む? むむむ? 何の話じゃ?」

金剛「……テートク、良いデスか?」

提督「頼む」

金剛「はい──」スッ

利根「…………?」

金剛「…………」パチッ

金剛「──久し振りデスね、利根」

利根「んんんん? 久し振り……?」

金剛「現場の判断で私が提案シタ輪形陣。瑞鶴を中心として、先頭に私、左舷に響、右舷に利根。気を紛らわす為のお菓子の雑談」

利根「!!」

金剛「陣形はともかくとして、雑談の内容まではテートクに報告していないデスよね、利根?」

利根「……なぜお主が知っているのじゃ、金剛よ」

金剛「つまり、そういう事デスよ」ニコ

利根「……………………」

金剛「…………」ニコニコ

利根「っ!」ガバッ

金剛「ワォ!?」

利根「うぅ〜〜〜〜!!」ギュゥゥ

金剛「ふふ……。ただいまデス、利根」ナデナデ

利根「〜〜〜〜〜〜ッ!!」ギュゥ

金剛「しばらくそっとしておいた方が良いデスね」

提督「そうみたいだが……大丈夫なのか?」

金剛「あれから実は少しずつ練習をしていまシテ、慣れてきたので昨日より長く出られるデス」

提督「……ありがとう」ナデ

金剛「んー……♪」

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