利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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340:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/03/28(月) 21:04:24.98 ID:Ugy7wxb8o
ガチャ──パタン

提督(さて、執務を進めるとするか)スッ

提督「……………………」サラ

提督「む……」

提督(……手が進まん。昼食後の軽い休憩時間はいつも執務に当てていたというのに)

提督「…………」チラ

提督(そうだな。少し金剛と話をしようか。金剛も一人で暇をしているかもしれない)スッ

ガチャ──パタン

提督(今までこんな事は無かったというのに……自分の事ながら自分の事が分からん……。…………良し。周りに誰も居ないな)

コツッ──コツッ──コツッ──

カチャッ……ガチャ──パタン

金剛「! テートク? どうシタのデスか?」

提督「執務に手が付かなくてな……。すまないが、話し相手になってくれないか?」

金剛「ハイっ。喜んで」

金剛「! ……えーっと、中でスリープしているので起こしマスね」

提督「いや、そういう意味ではない。必要以上の無理はしてくれるな」

金剛「デスが……」

提督「それは夜に頼む。その時に利根も連れて来て二人に話をさせたいんだ」

金剛「利根とデスか?」

提督「ああ。あいつも『金剛』と話をして、少しでも心を癒すべきだ」

金剛「……大丈夫でショウか」

提督「利根ならば大丈夫だ。話す事で改善されると信じれる」

金剛「そうなのデスか……?」


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