利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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298:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/02/28(日) 20:33:46.81 ID:7Iq+mEEgo
提督「深く関われば相手の欠点や不満に思う部分などいくらでも出てくるものだ」

提督(無論、その部分も含めて愛おしいが)

瑞鶴「……えっと、つまり、提督さんはその金剛さんに不満とかってあったの?」

提督「ある事にはあったぞ」

瑞鶴「へぇ……どんな事?」

提督「まずは無理をしがちな所だな。しかもそれを隠そうとする。もう少しは私を頼ってくれても良いと思うのだが。それと、アイツは私に対して盲目だった。いや、盲目は言い過ぎか。並大抵の事であれば受け入れてしまうんだ。ハッキリと言う所は言うのが救いだったか。あと、私を悪くない意味で困らせる事も多々あったな」

金剛(ナゼだか私にも当て嵌まっている所があるような気がするデス……)

響「喧嘩とかもしたの?」

提督「すぐに収拾は付いていたが、たまにしていたぞ」

利根「二人が喧嘩をすると怖いのじゃぞ。誰一人、あの加賀ですら近付こうとせんのじゃからな」

瑞鶴「うわぁ……それってよっぽどよね……」

響「どっちが折れてたの?」

提督「どっちもだ。冷静に考えて、互いに自分の悪い部分を言って丸く収まっていた」

瑞鶴「何それ……すっごく羨ましい」

利根「そうなのかの?」

金剛「……私達は、あの方に逆らえまセンでシタから」

瑞鶴「…………」コクッ

響(夫婦や主従関係どころか、奴隷って感じだったしね)フイッ

響「それでも、やっぱり聞く限りじゃ文句なんて言いそうにないかな」

提督「ふむ。どうしてそう思ったんだ?」

響「勘、かな。女の勘」

提督「……響が女の勘と言うと、妙に信じてしまうな」

利根「うむ……。しかし、そうとしても深海棲艦にならずに幽霊になったのかは分からず仕舞いじゃぞ」


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