利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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279:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/02/13(土) 23:08:24.29 ID:5gqbYN2eo
瑞鶴「良い香りねー。どういう紅茶なの?」

金剛「深いコクと力強い味の紅茶デス。味が強いデスので私はミルクティーが一番合うと思いマス」

響「じゃあ、私はミルクティーにするね」

瑞鶴「私もミルクティーにしてみる」

提督「私はストレートで頂く」

金剛「長門はどうしマスか?」

長門「では……ミルクティーで」

金剛「分かりまシタ。──まずは提督の分デス」ソッ

提督「ありがたい」

金剛「そして……ハイ、三人の分デス」ソッ

瑞鶴「ん? 金剛さん、なんで提督さんのと私達のでポットが違うの?」

金剛「ミルクティーにする時は茶葉の量を多くすると、とっても美味しくなるデース。飲み比べると分かるデスよ」

瑞鶴「へぇ……。あ、ミルクってどれくらい入れるの?」

金剛「お勧めは紅茶の半分くらいデス」

長門「半分……? そんなにも入れるのか」

金剛「イエス。ストレートティーに同じ量を入れるとミルクの味に負けてしまいますが、そうならないように茶葉を多く入れるのデス」

響「そうなんだ。じゃあ早速」スッ

響「……美味しい。紅茶って、こんなに美味しいんだ」

瑞鶴「何これ。支給品の紅茶と全然違う。砂糖も入ってないのに、淹れ方が違うだけでこんなにも美味しくなるんだ」

長門「これは……」パチクリ

金剛「長門も気に入ってくれたようデスね」ニコニコ

長門「ああ。こんなに美味い紅茶を飲んだのは初めてだ」


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