利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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277:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/02/13(土) 23:07:19.03 ID:5gqbYN2eo
コツッ──コツッ──コツッ──

金剛「!」ソワソワ

カチャッ……ガチャ──パタン

提督「待たせた」

瑞鶴「お邪魔しまーす」

響「やあ」

長門(……甘い匂い)

金剛「ワォ。皆、来てくれたのデスね」

提督「外では響と長門に、廊下を歩いている途中で瑞鶴と会ってな。事情を知っている者だから誘ったんだ」

金剛「なるほどデス。では、お湯も沸いているので、すぐに紅茶を淹れるネー」ソッ

長門「……本当、随分と元気になったな」

金剛「そうデスか?」

瑞鶴「うん。あそこに居た時とはもう全然違うわよ」

響「枯れ掛けた花に水をあげたような感じだよね」

長門「うむ。確かにそのような感じだ」

金剛「枯れ掛けたって……まるでお婆ちゃんみたいな言い方デス……」

提督「流石に婆さんは無理がある。どんなに悪く見積もってもお姉さんだろう」

瑞鶴「提督さん的には今の金剛さんはどんな風に見えるの?」

提督「うら若き乙女」

金剛(……少し照れマスね)テレ

響「私は?」

提督「頭の回る聡明な子、だな」

響「ハラショー」


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