利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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262:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/02/06(土) 18:56:42.65 ID:7SUR/2U5o
提督「……ありがとう」ナデナデ

金剛「……ごめんなさいデス」

提督「どうして謝る?」

金剛「私は、気を遣わせてしまっていマス……。本当でしタラ、テートクが喜べるようにするべきなのに……」

提督「その気持ちだけで充分だ」ナデナデ

金剛「でも──」

提督「充分だよ、金剛。そう思ってくれるだけで、私は嬉しい」ナデナデ

金剛「……ハイ」

提督「なあ金剛。そのスコーン、一つ貰っても良いか?」

金剛「え──。勿論デスけど……」

提督「けど?」

金剛「…………いえ、ぜひ召し上がって下サイ! とっても久し振りデスが、上手く出来まシタ!」

提督「ああ、頂く」ヒョイッ

金剛「…………」ドキドキ

提督「…………」モグ

金剛「……お口に合いマスか?」ドキドキ

提督「……うむ。良いな、これは。美味い」

金剛「リアリー!? やったデース!」

提督「金剛、確かに防音になっているとは言ったが、少し声を抑えてくれ」

金剛「あぅ……ソーリィ……」シュン

提督「だが……」

金剛「…………?」

提督「やっぱり、お前はそうやって明るい方が似合っている。正式にこの鎮守府に籍を置く事になった時は、素を出してくれ」

金剛「──ハイッ」

提督「うむ。良い返事だ」


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