利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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252:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/01/31(日) 20:25:02.78 ID:K0+3EKFxo
空母棲姫「…………」

提督「どうした。まだ不安か?」

空母棲姫「少しだけ……」

提督「安心しておけ。この鎮守府に居る子達ならば分かってくれる」

空母棲姫「…………反論できなくて嬉しいのやらなんとやら……」

提督「良い事だ。──さて、そろそろお茶会といこうか。飛龍も座ってくれ」

飛龍「はい」スッ

ヲ級「! 今日は、提督さんと、すっごく近いね?」

飛龍「あっ」

提督「良いものだぞ」

空母棲姫「……もしかして、お邪魔でしたか?」

提督「さてな。一つ言える事は、このお茶会を楽しもうという事くらいだ」

空母棲姫「もう……。そんな曖昧な返事を……」

飛龍「…………」チラ

提督「お前はここに居てくれよ?」

飛龍「ぅ……少し、恥ずかしいです……」

提督「今日ばかりは私の我侭だ。近くに居てくれ」

飛龍「もー……」

提督「くくっ」

提督(……まあ、こういうのも悪くはない。全ての物事は、止まる事無く流れていくのだから──)

提督「幸せにしてやるぞ、飛龍」

飛龍「……提督も幸せにしますからね!」

提督「ああ、楽しみにしているよ──」


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