利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[sage saga]
2015/09/25(金) 18:47:53.69 ID:t+0zg2Jao
提督「──現状の再確認をするぞ。艦娘は全員、この湾から出ない事を前提とした行動を取る。兵装や資材等は出し惜しみせずに使い尽くす気で使う許可を与える。援軍が来た際は前に出過ぎない事と危険を感じたら即時撤退を必ず実行する事」
大淀「艦娘は錬度が低い子達や軽空母や正規空母、潜水艦の方々に加え、明石さんや私は母港にて後方支援に徹する事。また、天龍さんと龍田さんは例外的に母港付近にて照明弾を使った後方支援を担当。撤退して修理を終えた艦娘は、疲れが大きく残っている状態では再出撃させずに疲労を抜く事」
提督「防衛線は敵一隻すら通さないように広範囲に展開。また、この激戦の中で潜水艦は敵味方共に運用が非常に難しいと言える事から、対潜哨戒は最後方の安全域にて行う事とする。航空戦に関しては艦上戦闘機を主に使って制空権の奪取に勤める事。夜目が利き辛いので、同士討ちや衝突には充分に注意。──そして、私の傍には常に最低一人の艦娘を置いておく事」チラ
利根「我輩の事じゃな?」
大淀「はい。私は基本的に事務仕事ばかりをしていて不安ですので、利根さんがお願いしますね」
利根「うむ! 我輩に任せると良いぞ! 提督は我輩が護りきってみせよう!」
提督「利根には母港のいかなる場所での兵装使用許可を与える。万が一、敵が侵入してきた際は頼むぞ」
利根「うむ。我輩も最近は戦線に向かっておらなんだからの。大破撤退が以前よりも多くて心苦しかったのじゃ」
大淀「利根さんは所謂、最終防衛線です。提督をしっかりと護って下さいね?」
利根「任せておれ! 我輩は提督の剣となり盾となろうぞ!」
提督(……大淀から『護衛は最低でも一人付ける事』を絶対に譲れないと言われたが、本当に必要だろうか。ここに敵が来るという事は、前線が崩壊して敵が雪崩れ込むという事なのだが)
利根「念の為じゃ。保険は掛けておくものなのじゃろう?」
提督「……流石に私の考えている事が分かるようになっているか」
利根「当たり前じゃ。いったい何年もの間を傍らで暮らしてきたと思うておる」
提督「そうだな。ならば、次に私が言う事も分かっているな?」
利根「む? ……気を張り詰めておけ、かの?」
提督「いいや。──剣となって盾となるのは仕方が無い事だが、無理だけは絶対にしてくれるなよ」
利根「……くくっ、勿論じゃ。提督の嫌う行動など分かっておる。我輩は沈まぬし死なぬ。それに、我輩の回復力を知っておろう?」
提督「だから無理をするなと言っているんだ。過信と慢心は死を生むぞ」コツッ
利根「むう……分かったのじゃ」
大淀(……これで相思相愛ではないという話なのですから不思議ですよねぇ)
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